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「いいけど…なんだそのキラキラした目はッ!!まさか…またかッ!!新作が出来たからまた目ぇキラキラさせてんのかッ!!」
鷹が言った通り隼汰の目は希望に満ち溢れた少年の瞳だった。
「ふふふ…ついに僕はやったのさッ!!やってやったのさっ!!」
「…はぁ…何をだよ?」
大きくため息をつきながら鷹は図書館の扉を開いた。図書館の中だと言うのに、隼汰は話し続け、熱は冷めることを知らなかった。
「そこで、俺は考えた!!ミニウェディングってすっげぇ萌えるって!!」
「はぁ…」
今二人は図書館の最奥、経済や法律について書いてある本のコーナーに立っている。そこでカッコ良く法律について話していれば惚れる女子も居そうだが、話しているのはウェディングの話。しかも人形の。なんともとんでもない組み合わせだ。
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