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あまりの剣幕に鷹はついに白旗を降った。
それと同時に昼休みの終わりを告げる予鈴が学校に響き渡る。
「あ、ヤベっ!俺次移動だから先に帰るなっ」
言うだけ言って行こうとした鷹の腕を隼汰はしっかりと握って言った。しかも笑顔で。
「今日の放課後、学活終わったらココで待ち合わせな」
「あー…はいはい。分かったから手ェ放せって」
「あ、ごめん」
「まったく…じゃな」
「また後で。」
二人がお互いに手を振り合うと、鷹は急いで教室に、隼汰は新しい本を持ってカウンターに向かった。
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