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プリンを2つ抱えた瞳はそんなこと全く気にしていないようで、普通に私の隣、梶野くんの反対に座った。
「変なのって…、斜め後ろに座ってるだろーが」
「そうだっけ? 私後ろに目付いてないから分かんない」
瞳の言葉に、さすがにもうツッコむのは疲れたらしい梶野くん。
「で、なに? 女子会?」
プリンを物欲しそうに見ながら梶野くんが聞く。
残念ながらあげないよ?
「そ。大事な話があるから、男子禁制!
ほら早く帰って」
「えー、ちょ、俺まだ高木に用事がっ」
「うるっさいわね!早く!」
瞳に強引に押し出され、とても名残惜しそうにワタシを見ながら帰っていく梶野くん。
…用事ってなんだろう?
「で? 何で坂井とあんななの?」
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