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「ちょっと銀さん!!何してんですか!?」
その言葉と共に、ハタキを持った少年…新八が現れる。
「何って…見りゃわかんだろ?ジャンプ読んでるんだよ」
ソファーにゴロリと寝転びながら、さも当たり前の顔をして言う万事屋オーナー…坂田銀時。
「ジャンプ読んでるんだよ…じゃありませんよ!!銀さんもさっさと掃除して下さい!!」
全く!!っ頬を膨らませ怒る新八。
そう…ただ今、万事屋は大掃除中なのだ。
「いやさ…俺もさっきまではちゃんとやってた訳よ……」
直もジャンプを読んだまま銀時は言う。
「でもさ、目の前に俺の大好きなジャンプが積み重ねされていく……それを俺が我慢出来ると思うかね?否、出来るわけねぇだろ?そう言うこった」
そい言い終わると、銀時はページをまた一枚捲っていく。
「もう!!いい加減にして下さい!!ジャンプは没収しますからね!!」
そう言って銀時の手からジャンプを奪う新八。
ちぇーっと少しふてくされたような顔をする銀時。
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