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静か過ぎる空から
ヒツジの雨が落ちる
小さな音も
あたしの鼻唄も
ぜんぶぜんぶ
すいとって
世界は休戦よ
明日に備えて
何も無かった顔をして
全てを覆い隠して
街は眠る
願わくばこのまま
偽りだとしても
隠された真実より
上っ面の平和のままで
「さよなら
またあした」
そう言って笑った君に降る雪は
溶けるのを諦めた
地球は息をしてる
まわる まわる
夜は明ける
当たり前の顔でくる明日に
あたしはいるかしら?
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