第1章

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「R……」 「知ってるよ。社会の講義で習ったもん。ニュースでもやってるしさ」 「どうして」 「恋愛に理由なんていらないって言ったのは六だよ。ねえ、どうなの? 私と、付き合ってくれるのかしら」 「それは」 無理だった。 六は人を愛せない。 六は人に恋ができない。 ゲームが好きで、人とかかわりあうのが好きな、ナンパな男だったからだ。 死刑宣告。 「ごめん」
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