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これが、コイツの本性だった。
しばらくして、私もしつこく聞いてしまうのも悪いんだけど。
やっぱり、私は前に進んで行かない現実が、認められなくて、そこにこだわって彼氏に強く問い掛けてしまうから。
「うるっせぇんだよ!黙れってんだよ!聞こえねぇのかアホ!!」
ドカッ!!
「痛いっ!」
どつかれて、床に私は勢いよく伏せる。
時々、手をあげられ事もあった。
私の思い描く新生活は、始まりからかなり、違っていた。
だから、毎日泣いては怒っての繰り返しになってしまった。
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