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銀河の住んでいる場所は宇宙関係者が数多く住んでいるエリアでこの場所だけはなぜか日の光や星空を眺めることが出来た。
父から外に出ては行けない、
そう言われた銀河だったが、
1年もしないうちに幼稚園に通えるようになった。
その頃の銀河はまだ体の異変もなく、
楽しく過ごしていた。
そんなつかの間の日常は脆くも崩れ去り、
小学校に上がる頃には陰湿はイジメに悩むことになった。
赤い瞳が成長に伴い鮮明になっていったのだ。
片目だけが赤い。
だけど銀河はあの赤い瞳の宇宙にいるあの人を思い浮かべては確固たる意思をもって頑張ってきた。
もう一度、
見たい。
もう一度、
あの瞳を見たい。
銀河はそう、
願い続けた。
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