第一章 女の子は宇宙(ソラ)から降ってくる

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銀河はガバッと勢いよく起き上がり、 寝ていた机を押し退け慌ただしく屋上へと走り出した。 なぜなら…… 「はぁ、 はぁ。 まだ、 大丈夫?だよな」 銀河は屋上にセットしてある天体望遠鏡を覗き込む。 居たぁぁぁ!! よっしゃ!今日も居る! 小さい頃にテレビで見たあの銀色の髪の毛の女の子が何故かバイクにまたがり、 宇宙を走っている。 いつからか空を見上げると遥か遠く離れた宇宙の様子が見えるようになっていた。
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