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銀河は他の子どもと少し、
いやかなり違っていた。
外見的に違うことは瞳の色だ。
右目だけが赤い色をしている。
家に居る時はさほど気にしたことはなかったが、
小学校に上がるとその瞳のせいでイジメに合った。
赤い瞳は宇宙から来た者の証でもあった。
突如、
現れ地球をめちゃくちゃにしたあの女の子たちと同じだと。
銀河は時々、
テレビに映る警備隊と名乗る女の子たちを救いを求めていた。
ずっと会いたかった。
話がしたかった。
3日くらい前、
いつものように星を眺めていた。
望遠鏡から見る宇宙は綺麗で、
日常を忘れられた。
赤い瞳ももう慣れた。
何を言われても気にしないようにした。
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