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花畑に取り残された母親。
彼女は泣いていた。
たった一人の息子を、幼い息子を守る所か守れず、逆に守られてしまったことに深く悲しみを覚えた。
「殺されるならこの子が良かった。」
正哉に…殺されたかった。
あやしい足取りで立ち上がり母親は消えた息子へ手を伸ばした。
そして…
一歩前へ…
息子の幻覚を追いかけ母親は幸せそうに後を追った。
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│『崖の下には死体が二つ、、、│
│崖の上には死体が一つ、、、、│
│合わせて混ぜて死体が三つ。』│end
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