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岡野「入ってる?」
鷲見「ああ、今は指だけだが、この後、俺も入る。辛いかもしれないが」
岡野「だ、大丈夫……我慢できるよ」
鷲見「ヒロ、愛してる」
口元をついばむようにされ、そのまま顔中にいっぱいキスを受ける。
そして、静かに入ってくるのは、慶さんの猛々しい雄そのもの。
岡野「ん、ふーっ」
鷲見「ちゃんと息を吐けよ」
岡野「うん」
額の髪を撫であげられて、ひどく自分が汗をかいてるとわかった。
それは、慶さんも一緒にで、切羽詰まった視線が熱い……。
岡野「嬉し……いよ。ひとつになれた。男同士でも、ちゃんとできるんだ」
鷲見「ああ、できる。だから、いっぱい俺に愛されろ」
岡野「うん」
頷く僕を慶さんは、この後、さんざんに翻弄する。
でも、うまくて、僕が痛がることは、ほとんどなかった。
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