第1話

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あれから8年、私はいつも同じ美容院へ通っている。 今もずっと変わらずに、キレイで可愛いお姉さん。 いつも私をキレイにしてくれる。 私の好きな場所… ------ ------------ 家に着くとベッドに横たわる。 背中まである長い髪をセットアップしていたが、ほどけてボロボロ… メイクも、泣いたせいでボロボロだ… でも、今日は疲れたから眠りたい…。 あんなヒドイ奴だったなんて… 仮にも “義妹 を無下に扱うなんて…最低。 『バージンなんだ…』 この言葉が頭から離れなかった。 バージンだからなに? 最低な気分だった。
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