第1章

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「人類は秘められてる力を誰しもが兼ね備えていて、普段は10パーセントもその可能性を引き出していない。だが、そんな可能性を引き出せたらどうなるか?今まで見えてないものを発見できたり、新しい文化の創設、革命にまで繋がる可能性を秘めているのだ。誰しもがそんなのはあり得ない、嘘っぱちだと笑うかもしれない。 だがそんな可能性にかけてみないか!?」 それでオープンキャンパスに足を運んで見て一目惚れしてしまった僕がいた。 他の人との違いなく、特に何も考えず、周りに合わせて、恐らくはどっかの企業で働いてそれなりに生きて死ぬのかなあって考えていた僕にはその話は衝撃的だった。 これをなんだこれ?っていって笑うことは簡単だけど、その話を聞いて信じてみたいと思ってしまった。 それから一生懸命に勉強してやっとの思いで勝ち取った合格。 片道に2時間かかるとしても構わないと信じてた。 だが、1ヵ月経って5月になりその気持ちは急速に冷め始めている僕がいた。
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