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「オルキュア&リザレク!!」
「う…ううん…ここは…スタクス城?」
瓦礫の中で体はズタズタだけど顔だけはとても良い笑顔(回収する際、表情を作り替えました。)をしていたエオルドを王族、聖獣、王やその他の目の前で復活させた。
「…エオルド君、大丈夫かね?」
「あ、はい。体もリョウに治してもらいましたから、大丈夫です。」
「いや、そっちの方ではないのだが…まあ良い。つい先程、行方不明のスタクス国王の居場所をこの者が知らせてくれた。」
キプロス王の隣に居る奴がそうらしいが、果たして本当かどうか怪しいね。
「父上の居場所が!?それで、一体何処に居るのですか!?」
「…キプロスです。それに、近々処刑されるとの情報も…。」
「キプロス…あの大臣か!!」
「それに処刑…急がなければなりませんね。」
次の行き先はキプロスか。
雑魚の相手はクライムとユリアに任せて、頭を叩けば終わりだな。
「近々処刑されるのなら、今から向かうか?」
「いや、巨大な化物の襲撃で皆疲れている。スタクス国王の処刑阻止は明日に行う。」
「…分かりました。」
「…父上がそういうならば。」
「言っても聞かないだろうけど、場の空気を読む言葉を言っておきながら、明日の早朝に四人と二匹で乗り込むような馬鹿はするなよ?」
「「…………。」」
あ、駄目だこりゃ。
確実に乗り込む気満々だわ。
いくらなんでも、休まずにそのまま乗り込む事はしな…いや、やりそうかな?
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