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嘘だった。 800万、いや、それ以上の金を、今日子は二宮昇一に渡していた。 警察署から出てきた今日子は、バッグから携帯電話を取り出して二宮に電話しようとしたが、ガクガクと震え、電話を落としてしまった。 拾おうと手を伸ばす。 涙がポタポタと路面に落ちた。 胸がムカムカして吐き気もした。 嘘! 嘘! 嘘! 二宮昇一……あの人は、いや、アイツは、嘘つきだったんだ。
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