曲がりくねった道 小さな石ころが足に触れる

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前を見つめ転ばぬよう 空は青く澄み 雲はゆっくり流れて行く 大きな樹が疲れを癒しなさいと 両手を広げているよう ゆっくり腰を掛け目を閉じる 暖かな樹に抱かれ いつの間にか眠りにつく 烏が騒ぎふと目を開けると 空はオレンジ色に染められ 沢山の烏が夕陽にへ向かい帰ってゆく 暫く見つめ私は歩こう 私の帰る場所はない 見付ける為にこれからも 歩き続ける
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