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まあなんやかんやで野〇先輩を振り払って階段の前まで来たんだけど
こっちも相も変わらず長い階段…
これを8階、8×2=16
つまり16個の階段を上るわけだが
ルカ「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙もうめんどくさい…」
なんで1階とかにしてくれなかったかなあ…
くそ紙の手違いで魔力がないまま来ちまってさあ…もうつらひ…
1段飛ばしで階段を登ってみる
ゴンッ
案の定転けました
ママ、今日俺の右の脛が死んだよ…
右足の脛抑えて悶えてたら脳に響く声が
ナトリ「るかだいじょーぶ?」
お前夜限定ってわけじゃないのね
ナトリ「よるはるかがねむいみたいだから」
まあ確かに
最近出てこなかったよなお前…
ナトリ「でもずっといっしょにいたよ!」
笑顔で言うから本格的にストーカーに見えてきた
まあ可愛いからいいんだけど…
ナトリ「るか、ぼくがおへやに連れてってあげるね!」
ルカ「は?」
気がついたら部屋にいた
え、待って靴脱がせてよ
ナトリ「えへへ、がんばったよ~」
ありがとう、でも初めからその力を使って欲しかった
筋肉痛すごいからもう
ナトリ「まほうのじゅぎょうのときはぼくにたよってね」
その説明聞いてない気がする
とりあえずナトリの頭を撫でてあげる
いつの間にか寝ていたらしい
レンが俺を膝枕してた
あーうん、何か男同志で気持ち悪いッス
レン「あ、起きたんだ」
光の速さで起き上がる
おいおいそんな残念そうな顔するんじゃねえよ…
俺こんな格好してるけど一応男だからね?
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