一生の誤解

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機体が落ちた衝撃で地響きが。 コックピットから投げ出される男…何十mだろうか… そこから落ちて、男が無造作に倒れてる。 リロだ。 それを見るなり、オーシャンは走って新型のコックピットに乗った。 私服姿で、、懐かしい顔をしながら、 『ニール…このっ!やらせはしなぃ!』 そぅ言うと慣れた手つきでボタンを押し始めた。 『量子触媒、反応スタート、パワーフロー良好。全兵装アクティブ、オールウェポンズフリー……システム、戦闘ステータスで起動……』 放送が響く。 オーシャンはレバーをおもいっきり押した。 新型MSは立ち上がった。 そしてブーストをふかして、ラィラ機を追い抜いて、ガイ機へと飛ぶ。 『逃がすもんか!』 しかし、バニァ機が空中で待ち構える。押し戻されオーシャン機は地面に降りる。リロ程の抵抗力はなく、無事だった。 『あのディフェースめ!』 一人つぶやくオーシャン。 その後、二機が帰還していく。 オーシャンは一人空を見ていた……
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