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『だから!俺が乗った時には電源が切れてたワケ!』
オーシャンは少佐に怒鳴る。
少佐はあきれたように言う。“アタリ・シンエイ”少佐…彼がその名前だ。
『馬鹿!テメェは死んでたんだぜ!』
アタリ少佐は言い返す。
『死んでた…?』
オーシャンは戸惑う。
アタリは重い口を開く。
『あの機体の名前は“フレズベルク”この機体だけは…誰にも扱えんのだよ。あのリロとかいう奴…なかなかの腕前で、パイロットエースだった……そいつがたかがビームでバランスを崩すか?』
オーシャンに問い掛ける。
オーシャンは黙り込む。
『あれは攻撃を喰らった後、機体自信が機能停止したのだ…』
オーシャンは驚く。
『機体が……生きてるってこと……?』
『そぅだ…あれにはパーツが一つ足りない未完成なのだよ。』
重い空気の中でオーシャンが質問する。
『足りない…パーツ…?』
アタリは答える。
『人……すなわち、パイロット。今まで適合者はいなぃ。君も危なかったが…よく機能停止しなかったな…』
その言葉に絶句、寒気がしたオーシャン。
もしかしたら自分も死んでいたかもしれない…そぅ確信したオーシャンであった。
『残念ながら君は適合者かもしれんが…罪になる…』
オーシャンは牢屋に連れて行かれた…
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