“シンクロ”する実験台

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《ガイ!》 『んあぁ?』 エクリプスはステルスMARKⅡと合流しようと近づいてくる… 異変に気付いたオーシャン… ルークさんは? エクリプスが来てるってことは……やられた!? そんな!…… オーシャンが考えている所に、レーダーにもぅ一つ……もぅ一機……近づいてくる… 何だ?……ディフェース…? 量産一機で…? またオーシャンと同じく異変に気付いたのはエクリプスのソコヒト… あれは…“リック”の機体か? 来るな!…と言ったんだが… 危険だぞ… 《ソコヒトさん!》 ディフェースが近づいてくる… ディフェースのパイロット…“リック”が言う。 《援護します!》 『危険だ!来るなと言ったハズだぞ!』 ソコヒトが怒鳴る… ステルスMARKⅡはゆっくりとディフェースに振り向く… 《ガイ!止めろ!仲間だ!》 『るせぇ!邪魔ダァーッ!』 《ガァァァァイ!》 ステルスMARKⅡを翻し、スナイパーモードでディフェースを撃つ! ガイにとっては仲間などない。 ガイの邪魔をする奴は… 皆殺し! 生まれ変わったガイのモットーである。 ステルスMARKⅡの銃口から放たれたビームはディフェースを貫き、爆発する… 《ナッッ…ソコヒトさぁん!》 リックの声が虚しく響く… オーシャンもア然…… 仲間……だよな? ……なぜ…… 同じくソコヒトもガイの行動に舌を噛み締めた…
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