“シンクロ”する実験台

26/26
前へ
/525ページ
次へ
ガイとソコヒト、ラィラは帰還し、ここは緊急医療室。 そこにガイは眠っていた。 暴れぬよぅベットに固定され、睡眠剤を投与され今は眠っている…… 『やはり…半分成功…半分失敗……かな』 ソコヒトはガラスのムコウのガイを見て言った… ラィラもガイを見てつぶやく。 『何だか可哀相ですね…』 『…あぁ…でもこうするしかなかった…』 『……』 ソコヒトは緊急医療室を出ると、廊下の長い通路を歩いた… ガンッ! ソコヒトは歯を噛み締め、壁を殴りつけた… 『クソッ!……フレズベルクがオーシャンだと!?』 ルークの言葉がソコヒトの脳裏に過ぎる…… 後ろからソコヒトの肩を叩く… ソコヒトが振り向くと、そこにミリの姿があった… 『ミリ……』 『聞かせてもらったわ…その…オーシャンとやらの話を聞かせて…』 ///// 『メリッサ!…いるか?』 『はぃ~いるよー』 オーシャンはメリッサの部屋の扉を開いた… メリッサはオーシャンに尻を見せるようにして、物をあさっていた… ユグドラシルの制服はスカートで、尚且つ短い… しかし、オーシャンは普通に入り、歩きながら注意する。 『女の子がそんな格好で…みっともないぞ…』 『え?…だって今探してるんだもん!…だからってパンツ見られても減るもんじゃないでしょ?』
/525ページ

最初のコメントを投稿しよう!

780人が本棚に入れています
本棚に追加