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《はじめまして…って言うべきかな?》
フレズベルクのコックピットに響く声…
『…誰…?』
《…オーシャン・R・ストルマッシュ…》
『なぜ俺の名前を…誰なんだ!?』
《残念だが…ここで再会してしまうとは……逃がしたのに…なぁ?》
『……!』
《がっかりだよ…弟よ…》
『!!…にっ……兄さん!?』
オーシャンは思わず息を飲んだ。
フレズベルクは一瞬の隙間を見せてしまい、バトルウルフのレールガンが直撃した。
『うわぁ!…クソッ…』
《オーシャン!…私がソコヒト…いや…ブライアン…》
『……そんな…』
紅のビームがフレズベルクの左腕を直撃する。
『!!……』
《オーシャン…無理は言わない…こっちにこい!》
『こっちって…FISEに?』
《あぁ…時間はやる…考えろ!…また弟を戦闘に巻き込みたくなぃ!》
『兄……さん』
ガンッガッ!
レッドレイザーのサーベルがフレズベルクを斬る!
ラィラはフレズベルクの装甲に驚きつぶやく。
『硬い!』
レッドレイザーは逆に弾かれ後退した。
エクリプスがクローを出し突っ込む。
オーシャンが避けながら伝える。
『兄さん!止めて下さい!』
返答がない。
フレズベルクは徐々に攻められ続けた…
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