長き10分間

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《はじめまして…って言うべきかな?》 フレズベルクのコックピットに響く声… 『…誰…?』 《…オーシャン・R・ストルマッシュ…》 『なぜ俺の名前を…誰なんだ!?』 《残念だが…ここで再会してしまうとは……逃がしたのに…なぁ?》 『……!』 《がっかりだよ…弟よ…》 『!!…にっ……兄さん!?』 オーシャンは思わず息を飲んだ。 フレズベルクは一瞬の隙間を見せてしまい、バトルウルフのレールガンが直撃した。 『うわぁ!…クソッ…』 《オーシャン!…私がソコヒト…いや…ブライアン…》 『……そんな…』 紅のビームがフレズベルクの左腕を直撃する。 『!!……』 《オーシャン…無理は言わない…こっちにこい!》 『こっちって…FISEに?』 《あぁ…時間はやる…考えろ!…また弟を戦闘に巻き込みたくなぃ!》 『兄……さん』 ガンッガッ! レッドレイザーのサーベルがフレズベルクを斬る! ラィラはフレズベルクの装甲に驚きつぶやく。 『硬い!』 レッドレイザーは逆に弾かれ後退した。 エクリプスがクローを出し突っ込む。 オーシャンが避けながら伝える。 『兄さん!止めて下さい!』 返答がない。 フレズベルクは徐々に攻められ続けた…
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