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『ふぅ…まっ任務完了か…一応…』
ニーズヘッグに帰還したミュールはヘルメットを片手にフォーミュラから降りて歩いていく。
『隊長!』
そう叫んで来るのはルイカ。
『ルイカか…』
『隊長!お疲れ様です!』
『あぁ…色々と…ごちゃごちゃだったぜ…今…どぅなってる!?』
『フレズベルクが今まで一機で保ち、今トラスト発進確認しました…』
『そぅか…若い者が守る……辛いな…』
/////
『死ねェェ!』
紅がフレズベルクに近づく。
『オラァ!』
バトルウルフも突っ込む。
オーシャンはアラートの嵐の中…通信をニーズヘッグに繋ぎつぶやく…
『すみません…アタリさん!回収は私がやりますから!』
オーシャンはそぅ言うと、またロック解除ボタンを押しはじめた。
フレズベルクロックフォームの装甲が一段階動く。
装甲の隙間から大量の煙が噴き出す。
『何しよぅと言うのかなぁ!』
リンクが叫ぶ。
エクリプスのパイロット、ソコヒト…ブライアンがフレズベルクを見るなり、リンクや他メンバーに怒鳴る。
『リンク!右類左類!離れろ!やられるぞ!』
《あァ?》
《エッ?》
《ハァ?》
そのまま突っ込む紅とバトルウルフ。
オーシャンは最後のボタンと共に叫んで押す。
『ロックフォーム…装甲…解除!』
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