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『えぇい!何てこずってる!フレズベルクは装甲剥き出し状態なんだぞ!』
紅を支えているエクリプスから怒鳴り声…
《すみません…速くて!》
《迂闊でした…》
ラィラの次に右類が言った。
ソコヒトはエクリプスを操り、紅から手を離し、剥き出しのフレズベルクに突っ込む。
『俺がやる!』
フレズベルクはアラートの方向へと機体を翻す。
『兄さん!』
オーシャンは近づくエクリプスに嘆いた。
しかし返答は無し…
撃ちたくなぃ…
敵…
だけど!
兄貴だぞ…
ブライアン……
兄さん…
兄さん!
『兄さん!!』
オーシャンは叫び続けた。
返答はなぃ。近づくエクリプス!
すまんな…オーシャン…
エクリプスのクローが迫る。
ドシューン!……
あれ?
エクリプス…
エクリプスの右腕が…
フレズベルクを突くハズだった…右腕のクローが…
ない!
誰だ?
この俺の…
エクリプスの腕を奪った奴わァァ!
ソコヒトはビームの方向を見た…
やはり…
ソコヒトは笑った…
作戦台なしだ…
コイツ…を忘れてた…
エクリプスの腕を奪い去ったのはMS…
MS…トラストだった。
トラストは凄いスピードで近づいてきた…
全く……厄介なんだよ!
若者…
若すぎる子供わな…
ソコヒトは近づくトラストと停止するフレズベルクを見て思った…
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