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新型MSが何者かに強奪!?
オーシャンは一歩後ろに下がった。
突然に動く巨人が悍ましい…いや迫力がありすぎるのだ。
動くっつってもこれはもう立派なテロだ!
何やってたんだよ!ユグドラシル!
パトロールしてなかったのかよッッ!
オーシャンは下唇を噛んだ。
/////
確かあれは…式典会場に新型MSを移動する時に―。
四人の男がいた。
年齢10代後半…青年だ。
赤髪が目立つ青年…
黒髪、緑髪、茶色―。
皆特徴ある髪色でありがたい。
彼らはユグドラシルの軍服を着た…んまぁ内通者のスパイの跡を追ってある格納庫まで連れて来られた。
目の前にはあの式典に飾られる新型MSが横たわっている。
『おぅおう、一つ目“ディフェース”―。“ステルス”んで“フレズベルク”―。これが俺らのもんか!』
赤髪の男が妙にはしゃぐ。
『やめておけ―。任務を成功させてから言うんだな―。』
『お前はいつでもクールだなァ!まぁいいや、新型MSに選ばれたパイロットは…』
赤髪が言うと、隣のユグドラシルの内通者はこう答えた。
『はッッ!新型MSに選ばれたパイロットはあらかじめ…始末しました』
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