ようこそ東島へ

2/5
前へ
/63ページ
次へ
…翌朝 終人「ふぁ~~~。昨日は、結局遅くまで家の掃除で疲れたな~。 …あぁ~…しかも、今日から学校だし…もう少し~寝てから~…」 バンッ! 真理「おッはよーーーーーーーーーーー シュウちゃ~んッ♪ あッさでッすよ~~~んッ♪ 朝ごはん出来てるから早くかお…」 終人「…Zzz」 真理「起きろッーーーーー!寝坊助ぇぇ~!!」 終人「わッ!ばかッ!やめ…」 真理「……………~〃〃〃ッ!」 ばかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーッ! バシーーーンッ!! …ここはご想像にお任せします。 終人は顔を洗っていた。 終人「~ッたく、真理のやつ~。 べつにひっぱたかなくてもいいじゃないかよ~。 しょうがないじゃないか~。なんつ~か自然の原理というか…人としての事なんだし…ぁあ~、まだ痛ェ~。」 今朝の朝食を終始無言で済ませると、 チャイムがなった。 真理「はぁ~いッ♪ 今出ますよ~んッ♪」 真理が玄関を開けると、しばし話し声が聞こえた。 真理「あっ?貴方が~ちゃん。~…」 終人「(ん?昨日島長さんが話してた娘さんかな~?)」 真理「シュウちゃん来たよ~?学校いこ~ッ♪」 終人「んじゃ~、行ってくんな?ジロー。ちゃんと大人しくまってるんだぞ~?」 みゃ~ごぉ♪ 俺は軽く身仕度を済ませると、玄関から出た。 「あッ!おはよ~でしゅッ♪シュウトさん♪」 「…おはようございます。」 外に出ると、二人の男女が佇んでいた。 「これからヨロシクなのでしゅヨ♪」 彼女は…というか凄く幼い感じに見えるが…名前は「宇美音 清華(ウミネ セイカ)」と自己紹介した。 終人「うみね…?あれ?島長さんの娘さんじゃ…いだだだだッ!!」 真理が頬をつねってきた。 真理「あッははぁ~♪ごめんなさいね?セイカちゃ~ん。うちのシュウちゃん鈍くて~…」 清華「大丈夫でしゅョ♪?よく言われましゅので♪ セイカの両親は去年事故で他界してしゅまったので、今は叔父の家で暮らしてるんでしゅ♪謝らなくて良いのでしゅョ?」 真理「へぇ~、お利口さんなんだね♪セイカちゃん♪」 清華「へへへぇ~♪〃」 終人「え~と…じゃあこちらさんは~…」 清華「あぁ♪セイカのお友達でしゅョ~♪」
/63ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加