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…翌朝
終人「ふぁ~~~。昨日は、結局遅くまで家の掃除で疲れたな~。
…あぁ~…しかも、今日から学校だし…もう少し~寝てから~…」
バンッ!
真理「おッはよーーーーーーーーーーー
シュウちゃ~んッ♪
あッさでッすよ~~~んッ♪
朝ごはん出来てるから早くかお…」
終人「…Zzz」
真理「起きろッーーーーー!寝坊助ぇぇ~!!」
終人「わッ!ばかッ!やめ…」
真理「……………~〃〃〃ッ!」
ばかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーッ!
バシーーーンッ!!
…ここはご想像にお任せします。
終人は顔を洗っていた。
終人「~ッたく、真理のやつ~。
べつにひっぱたかなくてもいいじゃないかよ~。
しょうがないじゃないか~。なんつ~か自然の原理というか…人としての事なんだし…ぁあ~、まだ痛ェ~。」
今朝の朝食を終始無言で済ませると、
チャイムがなった。
真理「はぁ~いッ♪
今出ますよ~んッ♪」
真理が玄関を開けると、しばし話し声が聞こえた。
真理「あっ?貴方が~ちゃん。~…」
終人「(ん?昨日島長さんが話してた娘さんかな~?)」
真理「シュウちゃん来たよ~?学校いこ~ッ♪」
終人「んじゃ~、行ってくんな?ジロー。ちゃんと大人しくまってるんだぞ~?」
みゃ~ごぉ♪
俺は軽く身仕度を済ませると、玄関から出た。
「あッ!おはよ~でしゅッ♪シュウトさん♪」
「…おはようございます。」
外に出ると、二人の男女が佇んでいた。
「これからヨロシクなのでしゅヨ♪」
彼女は…というか凄く幼い感じに見えるが…名前は「宇美音 清華(ウミネ セイカ)」と自己紹介した。
終人「うみね…?あれ?島長さんの娘さんじゃ…いだだだだッ!!」
真理が頬をつねってきた。
真理「あッははぁ~♪ごめんなさいね?セイカちゃ~ん。うちのシュウちゃん鈍くて~…」
清華「大丈夫でしゅョ♪?よく言われましゅので♪
セイカの両親は去年事故で他界してしゅまったので、今は叔父の家で暮らしてるんでしゅ♪謝らなくて良いのでしゅョ?」
真理「へぇ~、お利口さんなんだね♪セイカちゃん♪」
清華「へへへぇ~♪〃」
終人「え~と…じゃあこちらさんは~…」
清華「あぁ♪セイカのお友達でしゅョ~♪」
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