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そう清華が話すと、男はオズオズと前に出て軽く一礼した。
男「東条…真…です。…宜しく。」
清華「もうッ♪まこちんッ!初対面なんでしゅから、ちゃんとあいさちゅしなきゃダメなんでしゅョッ!」
真「だぁーーーッ!だから、その呼び方やめろッ!って言ってるんダスッ!」
終人「…だす?」
真「おッ?!オホンッ!…宜しくッ!…
お願いします…。」
清華「よろしい!でしゅ♪」
真理「あは…あははははは~…。」
終人「(なんか…変わった奴らだな…。)」
清華の話しによると、二人は東島参条学園の中学一年生で幼少からの友達らしい…っで、真理が中学三年だから…ちょうど俺が真ん中ってわけか。
真理「あッ!いっけな~いッ♪このままだと皆遅刻よッ?!
清華ちゃん!お願いッ!」
清華「はいでしゅ~♪」
俺達は、二人の道案内で早々に学校へ向かった。
…
先生「はぁ~いッ♪皆さん席についてくださ~いッ♪
今日から、皆さんと一緒にお勉強する新しいお友達を紹介しちゃいま~すッ♪」
終人「(こッ…これまた軽い先生だなぁ~…。)
池上 終人です。昨日この島に来たばかりで、まだいろいろ分からないところがあると思うので宜しくお願いします。」
先生「はぁ~いッ♪宜しくねぇ♪終くん♪
次、信条さんお願いねッ♪」
真理「信条 真理ですッ♪
え~とぉ~?シュウちゃんとは幼馴染みでぇ~…
奥さんやってまぁ~すッ♪」
皆「えぇぇぇぇぇーーーーッ!!」
終人「ちょッ!?真理何をッ!…」
真理「宜しくお願いしま~すッ♪」
先生「あらあら、真理ちゃん・だ・い・た・ん~ッ♪ヒュウヒュウッて感じだねぇ~♪」
終人「(いやいや、そこ否定しろよ。)」
先生「じゃあ、終くんと真理ちゃんは後ろの席ねぇ~ッ♪」
終人「はぁ~………大丈夫何だろうか?この先…。」
こうして、なんやかんやありながらも、初登校日は無事に終わった。
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