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終人は猫や動物達を小さい頃から大切に扱っている…
今は亡き母親の影響が強いのかもしれない…。
終人は生前の母親に…口癖のように…こう教えられた…。
母「…シュウくん?…動物さん達には…人間とおんなじように…心を持っているのよ?…」
幼い終人「そうなの?ママ~?」
母「…そうよ~?……でもね…私達と動物さん達は…お話しが出来ないでしょ?
…猫さん達なら尚更…
この島には…たくさ~んの猫さん達がいるの…
…猫さん達は…力がないけど…私達のように…我が子を想う気持ちや…仲間を大切にする気持ちは…
…けっして…私達と違いがないの…
…だからね?…シュウくん…強い人間の私達が…か弱い猫さん達を守ってあげないとね? …わかった?」
幼い終人「うんッ♪わかったょママッ♪」
…そう…かぁさんから教わった…
でも、ここの島民達は違う…
島の信仰だかなんだか知らんが…猫を見れば今日のように…見つければ…イジメ
…虐待する日々…
終人「…なぁ…かぁさん…俺…間違ってるのかな…?…
何年ぶりだろう…かぁさんの事を思い出すの…」
終人は久しぶりに母親の事を想い…
…そして…眠りについた…。
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