永い旅路
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あれから、月の満ち欠けを何度見たのだろうか。 我々の旅は、もう2年になる筈だが、ヤマトへはまだ半分位だという。 沢山の国を巡り、山や川を越え、沢山の異民族を見て来た。 明日、仏教を興した釈迦族のいる国へ入国し、半年前に死んだ爺の弔いをする予定だ。 爺は、あの年老いた身体でよく頑張っていたと思う。 あの時、大泣きするレイ様に抱れた爺の、とても幸せそうな死に顔は印象的だった。
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