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その後2階の部屋へと案内される。
龍が俺の隣の部屋と言われてブーブーと文句を言っていた。
時計を見ると短針は7と8の間にあった。
「二人ともー飯だぞー」
部屋に入ってすぐに
外から声が聞こえる。
恐らく七瀬先輩の声だ。
丁度腹が減ったのですぐに部屋から出る。
横の部屋からは龍も出て来ていた。
「結構人集まったから、おいで」
「ああ、自己紹介とかする感じっすかね」
「チッ……めんどくせえ」
「龍、もう少し小さく」
あれこれ言いながら階段を降りるとリビングのテーブルを囲んで7、8人が座っている。
「リア充女と荘長以外はいる。
空室が一部屋あるから計7人だ」
岬先輩が代表して説明をする。
「とりま、鮮血を交えて自己紹介すればいいんじゃない?」
「どういう表現だ」
岬先輩の横の女の人は中二病、という奴らしい。制服にもわざと血のペイントをしている。
「まあ、始めるっす、じゃあまずは……「ただいま」
ドアが乱暴に開かれる。
声のした方を見ると…
「あ、あれ、石狩先生?」
「おう、お前らこの荘か」
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