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彼はご存知の通り、国語教師で担任でもある、石狩 竜二。
所謂イケメンだ。
彼の手に握られたビニール袋には
10本ほどの酒缶とつまみであろうお菓子の袋が5個ほど。
「竜さん、今日もそんな飲むんすか?酒癖悪いのに駄目だぞー」
「うるせー岬、んなことよりお前課題提出しやがれ、3年の国語担当が怒ってたぞ」
「げっ……了解」
思い出したく無かったのか肩を竦める岬先輩。
石狩がテーブルに寄って来ると岬先輩の横に深々と腰掛けた。
「で、先生。今からこれから血を流して死ぬかもしれないリスクを背負って運命に逆らい生きる私達少年少女らで自己紹k「そのお前の血生臭劇場はいらねーから、おら、俺からしてやるよ。
俺は石狩竜二、この双子の担任でもあってここのお偉いさんだ、宜しくな」
「あ、先生お酒飲むと暴れるから気を付けてね」
「そうそう、下手したら妊娠させられちy「俺はんな卑猥じゃねぇ!」
七瀬先輩にかなり強めのチョップがかまされる。
頭を押さえて「うぅ…痛い」と縮こまる先輩をなでなでする岬先輩。
こうして見ると何か、親子か兄弟かなんかみたいだ。
夫婦…いや、無い無い。
こうして何やかんやで自己紹介を終えた。
岬先輩と七瀬先輩以外は
追い追い紹介する事にする。
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