プロローグ

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「頼む!」 「嫌だ」 「お願い!」 「絶対やだ」 自己紹介を済ませ、食事も終えると個々に風呂に入り、その後俺は岬先輩に捕まっていた。 そしてやっと解放され寝ようかと部屋に戻ると全く片付いていないダンボール屋敷が広がっており、とても寝付けない状態となっていた。 ということで 「俺を部屋に泊めて下さい!!」 「嫌、拒否、断固拒否」 こうして双子の弟に泊めてもらうよう申し出ているのだった。 10分間交渉して駄目だったので仕方なく七瀬先輩にお願いすると、先程の誰かさんとは大違いで、「うぇるかむ!!おいでおいで!!」と即答して貰えたので、 先輩にお世話になることにした。 にしても、此処まで 拒絶するような奴だっただろうか
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