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少年には唯一、一緒に居れる人がいた。 それは同じ顔をした男の子だった。 しかしその子には親友がいて 自分に構ってくれる時間は 次第に減って行き、少年は 見捨てられたような気分になった。 同じ頃、母が他に好きな男ができた、 と家を出て行ってしまった。 それから少年は人を信じることを 本当にやめてしまった。 人を手当たり次第避け、以前よりも 酷い暴言を吐く様になってしまった。 ある時から少年は虐められるようになった。
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