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その後、鏡哉と田臥の
進行の下、結果的に
和風茶屋をする事になった。
調理をする家庭科部と
衣装係以外は強制的に
接客という事になってしまったが、
やるからにはしょうがない。
で、一番の問題はこいつだ。
「絶対やんねーから、絶対」
死んでもやりたくないと言った
感じで首を振る龍。
「皆やるんだからいーだろ」
椅子を相手の前に持って行き
反対向きにして座る。
「双子でペアでやったら
女子から人気出るって」
圭太がやってくると口を挟んだ。
「ま、取り敢えず龍。
諦めてやれ、1日だけだから」
「絶対嫌だ」
やれやれ、とため息をつく。
まあ、しつこく説得すれば
恐らく妥協するだろう。
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