早々に文化祭

23/23
前へ
/92ページ
次へ
「俺の方が似合ってる」 「顔も服も一緒だろーが」 俺の番になったがハッキリ言って 俺と龍の服は全く同じであり、 試着する意味があまり無い。 その上、自分が着るときは 嫌そうな顔をしていた癖に 完璧に条件が同じ俺が着ると いきなり自信満々に貶してくる 龍にとても腹が立ちます。 「俺が似合ってなかったら お前も似合ってないぞ」 「一緒にすんな」 「鏡見てこいよ」 「鏡哉くんの着付けは私が 担当します~、こっちへどうぞ」 そんな会話をしている中、田臥に 連れて行かれる鏡哉がいた。 その表情はとても暗かった。
/92ページ

最初のコメントを投稿しよう!

126人が本棚に入れています
本棚に追加