2/2
前へ
/92ページ
次へ
ある時少年は、ふいに昼休み 教室から出て同じ顔の 少年の後を追った。 使われていない旧校舎の 暗い廊下の方までやって来て、 彼が奥の部屋に入るのを見た。 入ると同時に笑うような、 嘲笑うような笑い声が、 部屋の中から聞こえた。 少年はそっと近づいた。
/92ページ

最初のコメントを投稿しよう!

126人が本棚に入れています
本棚に追加