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「黒木です…… 夜分遅くにすみません……」
「え……」
フリーカメラマンの黒木さん。彼は、仲間では…… 無い。
正確に言えば、仲間の友人。
何度か顔を合わせた事のある知り合いだった。
「えっと……」
突然の来訪者も、たまにある出来事。
教えていない番号を、誰に聞いたのか気になる所だが、私は動揺をひた隠しにして、頭を回転させる。
めくるめく『知りたい』発動中。
ほら、やっぱり性分なんです。
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