第1章

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連れて行かれた先は、病院だった。 …だけど 「霊安、室…」 そこは、病室じゃなくて。 足が、動かなかった。 けれどもそんなのはおかまいなしに女性スタッフは扉を開ける。   や、だ…っ 開けたら、何もかも本当になっちゃう気がして、 もしかしたら本当にみんな、死んじゃってるのかもしれないって、 扉の、その先を、見れなかった。
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