未知の世界へ

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天気は快晴。空は、スカッとした青空だ。 それに比べて私の心は今にも雨が降り出しそうな黒い雲がこれでもかっていうくらい敷き詰められている。 「香奈~起きなさい。朝ご飯だよ。」 お母さんの声だ。今日は別れの日だっていうのに元気だな。私は泣きそうだよ。 だけど… 「ちょっと、まだ寝てんの?早く起きなさい。」 あっ やばっ。こんな日にケンカな んてしたくない!!私は、元気が取り柄の女の子!よぉーし頑張る。わたしは出来るできるんだ!! 「はーい。いまいくぅー」 といってまた偽りの笑顔をつくる。
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