バイト

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家に着くと、姉の雪(ユキ)から借りた服を持って、バイト先に向かう。 歩いて15分くらいの所にあるバイト先へ走って7分で着くと、ロッカーから服を出し、更衣室に入る。 最近慣れてきたといっても時間のかかる着替えを終わらせ、髪をセットするために鏡の前に座ると、溜め息が出た。 鏡に映るのは、1人の少女。 ……いや、1人の“メイドさん”が映っている。 さっき伸司と話していた男とは、まるで別人である。 そんな恰好の自分に溜め息が出るのも仕方がない。 こんな自分の姿を見ながら、やっぱり伸司に見られないように頑張ろう、と決意した。
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