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ザー、ザザ―。
私は、何故生きているの―?
何故、明日を生きる。という道を選ぶの―･･･?
私は、雨の中傘もささず、歩いていた。
『きゃーっ可哀想ー。大丈夫ぅ～?』
『きゃははははっ』
私のクラスでは、いじめが起きていた。
ターゲット
標 的 は南哉芽（みなみかなめ）ちゃん。
クラスの委員長。
こんな漫画みたいのあるわけない、っていうようないじめが続いていた。
そして、
哉芽ちゃんは、とうとう不登校になった―。
不登校になるまでに追い込んだ私達クラスメートに、私は嫌気がさした。
私のような傍観者でも、『止めなかった』という罪悪感に追われて、
これからも生きていくのだと、悲しくなった。
「大丈夫?」
その言葉と共に、あたしを濡らしていた雨が止まる。
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