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April 13th 11:15
東京Gフォース本部
風谷『さ、着いたよ。』
車から降りた直木たちは応接室に通された。
風谷『ちょっと待っててね。』
風谷はそれだけ言って、何処かへ行ってしまった。
部屋には直木と彩香の二人だけとなった。直木はなんともないが、彩香は慣れない施設、慣れない部屋に常時オロオロしていた。
さらに、なかなか風谷が戻ってこない。かれこれ30分は経っている。
直木(遅い・・・)
直木がイラつきはじめたそのとき、肩に少しの重みを感じて横を見ると、長旅で疲れたのだろうか、スヤスヤと寝息を立てて彩香が寝ていた。
そこに風谷が戻ってきた。風谷はなにか微笑ましい物を見る目で直木たちを見た後、椅子に座り、
風谷『それじゃあ、唐突だけど聞かせて貰おうか。』
風谷は真剣な表情に戻って言った。
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