冷たい妹

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『もしもし? どちらさま?』 訝しげに 続けられた声は 少々違って聴こえても 確かに、 姉、寿々花の声だった。 「……もしもし、 お姉ちゃん?」 『っ……』 「奈々緒、です」 半年前にも 姉と電話で会話をしていた。 その時は普通に 穏やかに話せていたのに。 今は妙に 喉が張り付く。 水がほしくなるほどに。
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