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変な抵抗をしなかったせいか帰り血をあびなくてすんだ。
ラッキー、と思いつつも短剣をしまう。
とんびはカフェにつくと「運命のままに。」と言った。
ウェイターはとんびをシャンデリアのある部屋へ連れていき、ごゆっくり、と言った。
ソファへ向かうと髭を生やした男が座っていた。
「ダーク、今回はかなりてこずった。」
そのダークは珈琲をゆっくりと飲み、「とんび君にてこずったと言う言葉はあったのかい。それでも暗殺者としてなのとおったとんび君なのかい。」
と、ぬかした。
いつも一枚上手だな、と思う。
「次はあそこだ。革命党の俟雷太氏だ。」
「まらいた、なんじゃその名前。」
とんびはそう言いつつもメモにまらいた、と書き記す。
ダークが情報、とんびが殺る。
いつもそんなかんじだ。
とんび一人で色々やろうとすると変な依頼もなんでも引き受けてしまうということでミサキという同業者に紹介された。
ダークの方が安全なのに、と思うがダークはダークで苦労を重ねていたみたいだ。
とんびは骨ばった背中を見下ろすとこういい放った。
「次はどいつだ?」
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