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穴の中は白い、純白だけの世界だった
何もなく、ただあるのは白き空と大地だけ
「やぁ」
「・・・」
青年は目の前にいる金髪碧眼の青年を睨む
「そんな怖い顔しないで、ささ、座って」
突如として出現したテーブルとイス
そしてテーブルにはクロスがかけられ、ティーセットが揃っていた
「飲む?」
「いい」
金髪碧眼の青年は紅茶を進めるも、青年はあっさりとそれを断る
「で・・・?」
「?」
「俺をここに呼んだ意図はなんだ?ゼウス」
「・・・そうだね、それを話すとしよう」
紅茶を啜っていた青年・・・ゼウスはカップを置いた
「君に使い魔になってほしい・・・
世界の命運を握る・・・鍵の護衛だね」
「・・・」
ゼウスの言葉を青年は淡々と受け止める
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