第1章

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「彼女は何も関係ないだろ?真樹に言われなくてもみんなに迷惑かけたこと、反省しているし悪いと思ってる」 「彼女を庇って自転車に跳ねられた、イヤ、追突されたんでしょ? 自分の身体を考えないで、浮かれていた証拠じゃない」 「確かに……浮かれてたかもしれない。 だけどこうなっちまった以上は仕方ないだろ?」 「仕方ないですまされるの?」 「うるさい!」 ガン! 何かが壁に当った音がした。 青木クンが力任せに何かを投げつけようだった。
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