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その場に立ち止まり、グラウンドから目を背けた。
背けた先は、1-5と書かれたドア前。
青木クンのクラスだった。
ボンヤリとした顔で、1-5と書かれたプレートを見ていると急にドアが開かれた。
ドアが開いた音に驚いて肩を窄めた。
1-5の教室の中からは涙ぐんだ女子生徒が飛び出て来た。
廊下に立っていたわたしとはち合わす格好になった。
女子生徒は運動部員のようでジャージ姿だった。
サッカー部か野球部しか朝連は行っていない。
どちらかのマネージャーのように思えた。
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