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「中川は都合により自主退学した」
担任が朝の小ホームルームで言った。
クラス中がざわついた。
美由はクラスで一番美人で知らないやつは居なかった。
「勇馬くん、なんか聞いてた?」
隣の席の風間が俺に聞いてきた。
「・・・いや、知らねぇ・・・」
俺は唖然となりながら担任の話を聞いた。
「静に。・・・まぁ、一人クラスから去ったが今までとかわらず仲良くするように」
担任は言い終わると教室から出ていった。
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