1日目

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「勇馬くんは俺が嘘をついてると言いたいのかな?」 兄貴が俺を睨むように笑った。 「・・・いえ。ただ、今の話では疑問点がありすぎただけです」 俺は兄貴の目が本当に嫌いで仕方なかったが目を反らないでいた。 風間は俺をハラハラしながら見る。 「・・・確かに。急に美由が決めたことだから、解らない所もあるかもしれないね」 兄貴は変わらず微笑む。 「でも、美由が君に相談しなかったのは君のせいでもあるんじゃないかな?」 俺の目を見て言った。
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